団塊ジュニア |
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団塊世代★メタモルフォーゼ |
団塊ジュニア
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団塊ジュニア世代団塊ジュニアは、 自分が戦争を知らないばかりでなく、 両親も戦争を知らない最初の世代である。 団塊ジュニアにとって、 第二次世界大戦は、「体験」ではなく「歴史」である。 「戦争を知らない“おとな”たち」は どこに向かっていくのだろうか。 |
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***メニュー*** | 団塊ジュニア世代というのは普通には 第2次ベビーブーム世代の同義語として使われ、 1971年から74年に生まれた世代を指している。 この4年間は毎年出生数が200万人を超えており、 団塊同様に周囲から区別される塊をなしている。 しかし、この意味での団塊ジュニア世代は実際の団塊世代の子どもではない。 「人口動態統計」を用いて男女の結婚年齢の差なども織り込んで 実際に団塊世代の子どもが過半を占める年代を調べた三浦展氏によると、 「真性団塊ジュニア世代」というべき集団は、 1973年から80年に生まれた子どもたちであるという。 さらに厳密に、家庭内の価値観が戦後のものであるかどうかを考えて、、 お母さんは団塊世代だがお父さんはもっと年上という場合を省けば、 真性の団塊ジュニア世代といえるのは1975年から79年となる。 僕の娘は確かにこの世代に入っている。 大学同期の子供たちもほぼこの範囲に含まれているようだ。 親子の世代を対比してみれば、 団塊世代が「豊かになっていく」日本とともに育ったとすれば、 団塊ジュニア世代は「既に豊かになった」日本のなかで育ったといえる。 だからその人生観、労働観は、 団塊世代が「豊かになるために働く」世代であり、 団塊ジュニア世代は「面白ければ働く」世代なのだということだ。 つまり「面白くなければ働かない」ということでもある。 すごい時代になったものだと思う。 「イルカ世代」という言葉もある。 群れて行動することが多く、かつとても感性の鋭い高感度世代だということだ。 消費の新しいトレンドを次々と生み出している。 古着志向、中古家具的なインテリアやカフェ、コギャルなどだが、 以前からの若者文化に対する志向は逆に希薄になっている。 モノ自体に対する執着は非常に薄い。 大抵のものは普通に手に入るから、どうしても欲しいものなどないのである。 車やファッションも気楽なものが好まれるし、 海外旅行なども特に憧れるようなものではない。 むしろ関心が向くのは、自分の身の回り。 普段の生活のスタイルや部屋のインテリアなどには細かくセンスを発揮するし、 友人関係の作り方や時間の過ごし方には独特のこだわりがある。 最大の関心対象は「自分自身」なのであり、自己肯定意識が大変強い。 そしてそれを自己完結させるために必要なのが、 自分を認めてくれる友達、支えになる友人なのである。 そんなわけで、 団塊ジュニア世代が最もお金と時間をつぎ込んでいるのは、 携帯電話である、ということになる。 自分が快適であることがなによりも大事である。 ちょっと「レトロ」な空間でゆったりまったり「リラックス」したいから、 そんな空間願望を満たしてくれるカフェがブームになる。 自分らしさを大事にするから、高価なものや一流品を求めるよりは、 オリジナルなもの、ちょっと未完成で自分の関与できるもの、 いろいろな要素を自分で選んでミックスしていくようなものを好む。 「団塊ジュニアを狙え」と奮戦するマーケティング関係者にとって、 弛まぬ試行錯誤が要求され、ひと筋縄ではいかないのがこの世代である。 「客の自由なスタイルを提案する商品をと心がけています」 「目立ちたい方もいらっしゃれば、機能重視の方もおられる」 「他の人とは違うものを作りたいという部分が多い」 (ブリヂストン東京タイヤ館) 「団塊ジュニアはバブル崩壊で就職できず、会社に対する価値観が変わった世代」 「その中で自分らしさを見つける”オンリーワン”」 「マーケティングという視点で見ると、ひとくくりにするのが難しい」 (電通消費者研究センター) 「物がたくさんあった世代、物に対して選ぶ能力がある」 「機能、デザインだけでなく、コストにもシビアです」 「機能はそのままでコストを抑えるような努力が必要なんです」 (ミサワホーム) 「ほかの世代より“こだわり”がしっかりしている世代」 「モノの価値と価格がマッチしていないと購買には結びつかない」 (レアルコ) この「真性団塊ジュニア世代」は、 自分が戦争を知らないばかりでなく、両親も戦争を知らない最初の世代である。 彼らにとって、第二次世界大戦は、もはや「体験」ではなく「歴史」である。 「戦争を知らない“おとな”たち」の時代になって、 これから団塊ジュニアたちはどこに向かっていくのだろうか。 スポンサードリンク |
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